今、小売業に何が起きているのか チェーンストアの歴史と現在地(9)
アメリカ・チェーンストア巡り 誰でも容易にまねできない店~ゼイバーズ ゼイバーズの前で老女が手編みのかごを売り、包丁を研ぐ...
View Article「提案型」スーパーマーケットから 産直販売との融合スタイルへ
(株)フードウェイ 北部九州を中心に、自社のスピード展開や撤退店舗への救済型M&Aなどによって事業を拡大してきた(株)フードウェイ。2013年には横浜市に初出店して関東進出をはたし、広島県や千葉県にも出店した。人口減による消費縮小が続く九州から、大消費地である関東に狙いを定めたようにみえる同社。その戦略の基軸にあるのは、「挑戦」の2文字だ。 精肉店から出発 常にお客さま目線で...
View Articleアイランドシティ内に新店オープン~トライアルカンパニー
スーパーセンタートライアルアイランドシティ店 (株)トライアルカンパニー(本社:福岡市東区、楢木野仁司社長)は14日、「スーパーセンタートライアルアイランドシティ店」を福岡市東区のアイランドシティ内にオープンした。...
View Article「FOOD TABLE in JAPAN 2018」開幕~16日まで
日本最大級の食品展示会である「FOOD TABLE in JAPAN 2018」は14日、千葉市美浜区の幕張メッセで開幕した。16日まで行われる。スーパーマーケット、中食、外食の関係者が集う商談展示会。「スーパーマーケットトレードショー」「こだわり食品フェア」「デリカテッセン・トレードショー」「外食FOOD...
View Article今、小売業に何が起きているのか チェーンストアの歴史と現在地(10)
アメリカ・チェーンストア巡り グローサラントの雄・ウェグマンズ(1) トイレの入り口で衛生用品のプロモーション 1916年、ロチェスターで青果業(ロチェスター・フルーツ&ベジタブル)として創業したウェグマンズだが、今やグローサラントの代表スーパーとしてそのクオリティーの高さを際立たせている。...
View Article今、小売業に何が起きているのか チェーンストアの歴史と現在地(11)
アメリカ・チェーンストア巡り グローサラントの雄・ウェグマンズ(2) 困難な課題にあえて取り組む イートインスペースから見た売り場 このウェグマンズがインスタカートを使った宅配サービスを開始した。同社だけでなく、パブリクスなど東海岸のスーパーはこぞって宅配サービスを強化している。...
View Articleイオン琉球、コンビニドラッグを今春オープン
イオン子会社のイオン琉球(株)(所在地:沖縄県島尻郡南風原町、佐方圭二社長)は16日、同社の新業態となる「イオンドラッグ」1号店を今春にオープンすると発表した。店舗名は「イオンドラッグ豊見城店(仮称)」。豊見城市のイオンタウン豊見城(住所:豊見城市字田頭155-1)内に出店する。店舗面積は594m2、営業時間は午前9時~午後10時を予定している。...
View Article地方スーパーの生き残り策(1)
地域連合 かつて食品スーパーの全国チェーンは存在しなかった。そして現在もマックスバリューなど全国に店舗展開するチェーンはあるが、その実態はあくまで地域スーパーである。東北、西日本、九州などその頭に地域名がついていることからもそれがわかる。北海道、東北に地域連合を形成するアークスなども、こと販売現場においては、それぞれの地域ニーズと食習慣を優先して店頭を構成している。...
View Article地方スーパーの生き残り策(2)
ミレニアル消費 しかし、ここにきてそんな事情に大きな変化が出始めている。それは日本版ミレニアル世代といわれる新消費世代の登場である。 少子、高齢化。もはや聞き飽きた感がある言葉だが、この現象は今後、九州で急激に進み、消費に劇的な変化をおよぼす可能性がある。...
View Article地方スーパーの生き残り策(3)
時代を問わず我々を取り巻く状況はゆっくり、あるいは突然変化する。そして一度変化したものが、もとのかたちに戻ることはまずない。小売業の世界も同じである。とくに戦後のそれは急激かつ大きく変化した。 そして、ここ数年の変化は、これまでの二次元的変化から三次元のそれへと大きくかたちを変えて進行している。...
View Article地方スーパーの生き残り策(4)
選択と集中 不振の日本型大型店とは対照的に、90年代以降はGMSの売り場を切り取って専門性と利便性を高めた業態が好調だ。コスモスやモリなどのドラッグストアである。さらに衣料品のしまむら、ホームセンターや家電専門店もこの部類に入る。 彼らの特徴は低い経費での運営である。彼らはローコストゆえに低い値入(安い売価)で商品提供ができる。安く売れば販売エリア(商圏)は広くなるし、購入頻度も高くなる。...
View Article地方スーパーの生き残り策(5)
ホールフーズはその店舗数が400に近づくころからアイテムと取扱商品を従来型から大きく変化させた「365 by Whole foods」という小型店をつくり始めたのだ。...
View Article地方スーパーの生き残り策(6)
さらにこれから起こる大きな問題がある 多店舗に起因する競合の激化が坪あたりの売上を減少させ、店舗の体力を奪っていることは前項で述べたが、これからの小売業にはさらなる厳しさが待ち受けている...
View Article地方スーパーの生き残り策(7)
想定外の見方 中国でアリババの金融部門アリペイが通貨革命を起こしている。スマホを使った決済だが、このシステムは0.6%というその手数料の安さと100万件に1件という不良債権発生率で、零細小売店を含む中国全土のあらゆる小売業に広がっていると聞いている。やがて、このシステムは全世界に波及するのかもしれない。変化がどんなかたちで進行するかの好例である。...
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