福岡パルコ、春のリニューアルで九州初出店ブランド続々
全国で商業施設「パルコ」を20店舗以上展開する(株)パルコ(東証一部、本社:東京都渋谷区、牧山浩三社長)は、2018年春から初夏にかけて全国のパルコで全136区画(約1万3,800m2)のリニューアルを実施する。 福岡パルコでは、九州初となるテナントが続々出店する。カナダ発のグローバルアクセサリーブランド「Herschel SUPPLY...
View Article今、小売業に何が起きているのか チェーンストアの歴史と現在地(14)
アメリカ・チェーンストア巡り ホールフーズ・規模拡大の問題と先進性の問題(後) 店頭に見える変化・ホールフーズ ワシントンDC Pストリート店 朝7時から夜10時半まで営業のこの店も、すばらしい売り場である。デリカも充実し、スープを始めデリカテッセンの充実は目を見張る。ちょうど昼時、2階のイートインスペースには地元のタクシードライバーも食事に来ていた。...
View Articleフードウェイグループ 専務取締役に後藤英和氏
後藤 圭介 氏 フードウェイグループは3月8日、方針発表会を開催し、後藤英和取締役が専務取締役に執行役員後藤和洋氏が取締役に就任すると発表した。4月に開催する株主総会および取締役会において正式決定する。...
View Articleイオン延岡SC、30日にリニューアルオープン
イオン九州(株)は30日、イオン延岡ショッピングセンター(宮崎県延岡市旭町2‐2‐1)をリニューアルオープンする。開業から22年目のリニューアルに向けて、海・山・川の自然に囲まれた延岡をイメージしたシンボルマークを作成した。...
View Article小売業―かつてない激変期(1)~道路が先か車輪が先か
長い時間をかけて徐々にという場合もあるにはあるが、歴史をみるとたいていの場合、変化というものは急激に訪れる。 人類が車輪というものを発明してすでに4,000年以上経つという。ずいぶん昔のことに思えるが、石の道具を使い始めた石器時代からの数万年を考えればごくごく最近の出来事でもある。...
View Article西日本鉄道、「エマックス・クルメ」をリニューアルへ
西日本鉄道(株)(本社:福岡市中央区、倉富純男社長)は16日、西鉄久留米駅に直結する「エマックス・クルメ」をリニューアルオープンする。同店は1969年3月開業の4階建ての商業ビルで、1月27日から3月15日までの約1カ月半、2階の専門店部分の改装工事を進めていた。ハード面の改修工事をともなうリニューアルは2005年以来、13年ぶり。総投資額は約1億3,000万円に上る。...
View Article小売業―かつてない激変期(2)~構造変化 新たなツールが変えるもの
グラフは2016年度までのEC市場の拡大と小売業におけるEC化率である。グラフでもわかるように、売上の伸びはこの5年で2倍近くに拡大している。昨年5%を超えたEC経由の売り上げはそう遠くない時期に20%近くまで拡大するというのが大方の見方であるが、それはそのまま既存の小売業のシェアが低下することにつながる。...
View ArticleIKEA Touchpoint熊本、7月31日に閉店
ikea.comより スウェーデン発祥のホームファニシングカンパニー、イケアの日本法人イケア・ジャパン(株)(本社:千葉県船橋)が、IKEA Touchpoint熊本を、7月31日で閉店すると発表した。約3年間のテスト期間を終えたためとみられる。 イケア・ジャパンPR事業部のコメント...
View Article全国の選りすぐり食品をそろえる専門店、イオン宮崎にオープン
開店から長蛇の列が並ぶ (株)インパクトワン(本社:熊本県玉名市、飯川寿朗社長)はきょう(3月13日)、イオンモール宮崎内に食品専門店「インパクトワンプラス」を開店した。...
View Article小売業―かつてない激変期(3)~新しい職種
韓国では高齢者の無料バスを利用した個人宅配が話題になっている。年金システムが不十分な韓国では高齢者が年金だけで暮らせないという事情もあって、高齢者による宅配が広がっているのだという。 中国でもアプリを使った個人による請負配達が拡大している。中国ではアリペイやテンセントの個人決済システムの浸透で、賃金や代金の決済が簡単にできるだけに今後ますますの広がりが予想される。...
View Articleくまモンも来場、肥後よかモン市場が3月17日にオープン
17日、JR熊本駅に鹿児島本線と豊肥本線の高架ホームが開業する。JR九州では同日、駅周辺まちづくりプロジェクトの第1弾として、この高架下に商業施設「肥後よかモン市場」を開業する。肥後よかモン市場内には熊本市とJR九州が共同運営する「熊本駅総合観光案内所」が置かれる。 それにともない17日、午前7時45分ごろからJR熊本駅コンコース(新幹線改札口前)で開業式典を開催する。...
View Article中洲の「ミスド」、ツルハドラッグに早変わり
西日本最大級の歓楽街、中洲。そんな夜の街で32年間営業してきた「ミスタードーナツ福岡中洲ショップ店(以下、中洲店)」が、その歴史に幕を下ろしたのは今年1月末のことだった。 それから2カ月を待たず、中洲店の跡地はツルハドラッグへと生まれ変わる。オープン予定日は3月下旬頃を予定している。...
View Articleサンリブが移動スーパー「とくし丸」と提携~買い物難民対策の一環で
マルショク山王店 (株)サンリブ(本社:北九州市小倉南区、佐藤秀晴社長)は13日、北九州市内で移動販売をスタートした。同社は、移動スーパーのノウハウをもつ(株)とくし丸(本社:徳島市、住友達也社長)と提携。「移動スーパーとくし丸...
View Article小売業―かつてない激変期(4)~AIが変える未来
アマゾンのフィルフィルメントセンターで話題のキバロボットはその典型だ。2003年、ボストンで創業したこの会社は2012年、アマゾンに7,750万ドルで買収された。 350kgの積載能力をもつこのルンバ型ロボットは床のバーコードを読み取り人間よりはるかに速いスピードで在庫をピッキングし、ピッカーと呼ばれる出荷スタッフのところまで運んでくる。...
View Article小売業―かつてない激変期(5)~変わる価値観、小さな食ライフスタイルの変化が
生鮮食品に対する嗜好性の変化は今後のスーパーマーケットの経営に大きな影響をおよぼす。グラフ2を見てほしい。水産物の1人あたりの消費は15年前から30%以上減少している。それにともない、スーパーマーケットの水産売り場に異変が起きている。...
View Article小売業―かつてない激変期(6)~簡便性かこだわりか?業態枠も消える
調理時間と技術的な問題で進むのがキット宅配だ。手ごろな価格での食材セットの宅配は調理時間の問題だけでなく、それにともなうごみ、無駄の発生を抑制するだけでなく、高級レストラン並みのレシピ付きということで今後、大きく伸びる可能性がある。そして、この分野はスーパーマーケットでなくても参入壁は高くない。 こんな消費スタイルの変化が招くのが、スーパーマーケットの位置づけの変化だ。...
View Article小売業―かつてない激変期(8)
グラフ3は国民生活調査に見る我が国の年間所得の分布である。中央値で見る単純平均では年間食費支出は100万円前後になる。しかし、それでは高額商品が多い高質店で日常的に買い物はできない。仮に年収1,000万円以上の世帯に限ってそれが可能と仮定すれば高質的な店舗がターゲットにできるのは総世帯の5%前後に過ぎないということになる。...
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